フォトウエディングをするカップルの割合
結婚式のスタイルも多様化している昨今、「写真だけの結婚式」「フォト婚」などとも呼ばれるフォトウェディングにも人気が集まっています。
様々な事情で挙式や披露宴を行わないカップルも増えていますが、せめて記念として写真だけでも残しておきたいと考える人も多いよう。
2016年に行われた、あるインターネットでの調査によると、結婚経験者の約2割が挙式を上げていないという結果が出ています。
そのうちの約3割の人たちが、写真撮影のみ行ったとのこと。
この調査を行った頃にはまだフォトウェディングという言葉は一般的ではなかったようですが、未婚女性へのアンケートでは、20代から30代の若い世代の約64%がフォトウェディングに興味を示し、「やってみたい」又は「どちらかと言えばやってみたい」と回答しています。
その後年々人気が高まり、最近では結婚式を行ったカップルのうち約13%がフォトウェディングを行ったというアンケート結果もでています。
全体の割合で見ると約1割と決して多くはありませんが、結婚に対する意識の変化とともに、今後ますますニーズが増えていくことが予想されます。
フォトウェディング依頼は入籍後カップルの割合が多いのが特徴
有名観光スポットやSNS映えする可愛いスタジオといったロケーションの多様さ、自由度の高いオプションの豊富さや、コストパフォーマンスの良さなど、フォトウェディングの需要が昨今高まりつつあります。
特に若い世代にとっては、昔からのルールが存在する結婚式は少し堅苦しく感じてしまうのに対し、フォトウェディングは自分好みに撮影ができ、写真を残せるので、その気軽さが受けているのでしょう。
また、結婚式を挙げる余裕がないけれども、記念として写真だけ残したいというカップルには費用面でももってこいのウェディングプランではないでしょうか。
しかもどんなタイミングで行っても良いというフットワークの軽い点が強みです。
実はフォトウェディングは、入籍後しばらくしてから申し込まれるカップルの割合が多いのが特徴なのです。
結婚式は入籍前に挙げそこなってしまうと、結局結婚何周年まで挙げずに来てしまった、という例が多いのですが、フォトウェディングは「やっぱりウェディングドレスだけでも着たかった」という心変わりを直ぐに叶えてくれます。